いがっぺな日記

酔っ払いがその場で思った事を書いているだけm(__)m

使えない?護身術

相変わらずニュースでは、人が殺されたりイジメがあったりと報じられています。被害に会わない為以外にも強くなりたい!と思って護身術や武道を習った人がいると思います。
今では、中学で武道が必須になっていますが、内容はただやっているだけ。また、指導の先生もほとんど実績がない人がやっているのが事実だと思います。また、実績があっても人数が多く、相手も授業の一環として受けている訳で本気で学ぶ気がない。そこを解ってるからとりあえずやって授業を消化することを目的にしてしまう。本気で会得したい人、本気で教えたい人がいて初めて成り立つものだと考えます。
武道を習いたい人は、大概強くなりたい一心で始める人が多いと思う。それにはイジメにあってたり精神的に強くなりたいなど、色々な理由がある。しかし、最近の武道は、相手に勝つ事だけを目的にしているように見える。
確かに礼儀を大切する事を教えてはいるが、1番の目的は大会でいい成績を残すこと。つまり
厳しい練習に負けそうな自分に勝ち、試合では相手に勝つ事を求められているのである。
ここで、この場合と逆の場合もあるので、話してみたいと思います。まず、精神面を強調し争いはしない、またはそれを止める。技術は教えるが習得することより課程を大切にする。そして、周りとの協調協力を大切に考える。素晴らしい事ではあるが、危険性もあるのではないでしょうか?
技術を楽しみながら協調を大切にする。これに重点を置くと「ただの仲良しクラブ」になっしまうかもしれない。
我が国は法治国家である。武道の技を護身術として使う場合、よほど条件が揃わないと加害者になりかねない。まして、技術を使える場所は練習場や試合会場と限定されてしまっている。
そう考えると武術を護身術として使うのはかなり難しい。つまり、非常用には武術ではなく簡単で効果のある対処法を教えるのがいいのではないのかな。中学で習う武術は身を守る事に専念し、わかりやすい単純なものを熟得させる事が良いと考えます。
武道の技は使う事よりも、その中に隠されている意味(何故そうなるのか、そうするのか)を考える事によってその人の人生を豊かにする可能性を見つける事が出来るのではないでしょうか?つまり、自分自身でいくらでも変われるということだと思います。